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プレスリリースを配信しました

2023年12月5日  活動報告お知らせ

社会福祉法人幸仁会、NPO法人木育・木づかいネットなどが進める林業×福祉連携プロジェクトが「ウッドデザイン賞2023」最優秀賞(農林水産大臣賞)を受賞」

社会福祉法人幸仁会(埼玉県深谷市、理事長田中初男)とNPO法人木育・木づかいネット(東京都中央区、理事長浅田茂裕)が共同で進めてきた林業×福祉連携プロジェクトと同プロジェクトによって開発された地域材製品「森tebaco」が、一般社団法人日本ウッドデザイン協会主催の「ウッドデザイン賞2023」において、最優秀賞である農林水産大臣賞を受賞しましたのでお知らせいたします。

「ウッドデザイン賞」は、木の良さや価値を、デザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し、表彰する顕彰制度です。

今回受賞したこのプロジェクトには、社会福祉法人幸仁会、NPO法人木育・木づかいネットのほか、パワープレイス株式会社(東京都中央区)、グラム・デザイン(東京都目黒区)、埼玉大学(さいたま市)なども参画、地域材を使った木材利用推進と障がい者がいきいきと、誇りをもって働く場づくりの両立を目指して、令和3年から林野庁などの補助を受けながら製品開発を進めてきました。
今回受賞対象となった地域材製品「森tebaco」は、埼玉県産ヒノキを活用し、木のもつあたたかさ、やわらかさを感じさせる製品で、時計、フォトフレーム、カレンダーなどに展開でき、企業等のノベルティとしてはもちろん、一般消費者向けの普及、新たな市場開発を目指して開発したものです。そして丸太から製品まで一連の加工を、幸仁会を利用する障がい者の皆さんが一つ一つ丁寧につくりあげていきます。製品デザインでは、単によい製品をつくるということではなく、障がい者の皆さんが参加できる「仕事」となるように、作業工程から見直し、何度も試作と修正を重ねました。

今回のウッドデザイン賞選考では、林業、木材産業にも消費者の関心を向けるきっかけとなる作品を消費者の購買意欲をそそるクオリティ、優れたデザイン性で作り出した点、そして、今後、同様の取り組みを進める他の授産施設にとってのビジネスモデル、施設経営の良質なモデルとなりえるものであることが受賞理由とされました。
今後とも地域の林業事業体、福祉関係者との連携を図りながら、よりよい製品づくり、そして障がい者の働く機会創出に向けて、一歩ずつ取り組みを進めていきます。

森tebacoシリーズの カレンダー、時計、フレーム

「森tebaco」についての製作ルポはこちらをご覧ください
EC支援サイト 木と森を育む暮らし百貨「つくるルポ!」

「森tebaco」時計をただいまプレ販売中
日本の森の木づかいショップ

本プロジェクト、リリースについてのお問合せ先
NPO法人木育・木づかいネット 多田知子
tada@mokukids.net
080-4616-8654

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